2014年5月 長洲饅頭祭と赤柱(スタンレー)香港4日間
文武廟と黄大仙にもお参り!ひと味違った香港を楽しむ!


前回の香港旅行が「仕事で滞在」みたいになってしまって消化不良気味……。というわけで、5月の大型連休が終わるころ、ちょうど仕事が一段落ついたので、速攻でリスケして、再び香港への「リベンジ旅行」と相なりました~。

いちおう、観光のメイン(?)として、前回の旅行で訪れたかった香港島の南側にある赤柱(スタンレー)か、ランタオ島の大澳(タイオー)のどちらかには足を運ぼうとは考えていて、最終的に今回は赤柱をチョイス。賑やかな繁華街から一転、そこはリゾートムード溢れるエリアでした。

赤柱はもともと、英国統治の時代に、香港の街の喧騒を嫌って移り住んだ欧米人が多いところ。そのせいか、おしゃれなショップやレストランも建ち並ぶ開放的な街並み。これは海沿いのせいもあるでしょう。夏の晴れた日には洒落たオープンカフェで一杯やりたいロケーションでしたね。「ちょっとヨーロッパかも~?」という街並みと、ちょっと遠くから(引きの絵で)街の全体を眺めると「ん?なんか熱海っぽいな…」と思えるギャップが素敵な赤柱でした(笑)。

香港に到着したその日は、離島フェリーに乗って前回の旅行でも訪れた長洲島へ。運がいいのか旅行日がたまたま、年に一度の「饅頭祭」の最終日と重なり、「……これは再び島へ行けってことか!?」と何も考えず、思い付きのノープラン(&予習なし)で出かけました。

長洲島の饅頭祭(長洲太平清醮)は、最終日に催される2つのイベントを目的に訪れる香港人や観光客が多いという。ひとつは、お昼過ぎから行われる島の子どもたちが歴史上の人物に扮した衣装を身につけ、「山車」のごとく高く祭り上げて街を練り歩くパレード。もうひとつは、今回私が見た夜中に行われる搶包山比賽(Bun Scrambling Competition)。これは、饅頭がびっしり貼り付けられた高さ15メートルくらいの半円錐状の塔に人がよじ登り、いくつの饅頭をつかみ取れるのかを競う「饅頭つかみ取り大会」の決勝戦です。

世界には本当にユニークな祭りがありますねー。長洲島の饅頭祭は、日本の花火大会のごとく、人・人・人で帰りはもちろん大混雑。フェリー待ちの行列に1~2時間並んだこともよい思い出となりました。


※参考までに今回の旅程など

当日のおおまかな動き(旅程)
1
[午前]成田空港からNH便で[午後]香港国際空港に到着
空港から空港鉄道AELで香港島→AELシャトルバス(AES)でホテルへチェックイン→地下鉄で尖沙咀ホテル→スターフェリー乗り場の香港政府観光局でSIMカード購入(設定は船の中で行う)→スターフェリーで中環→離島への船着き場からフェリーに乗って香港の離島・長洲島へ。
【長洲島で饅頭祭を見学!夕食は露店で買い食い&食べ歩き!】
[深夜]祭りの人出が多く、帰りのフェリー待ち行列に1、2時間並ぶ。
(ホテルに帰り着いたのは午前2時近く…)
2
[午前]地下鉄で中環→バスに乗って香港島の南側・赤柱へ移動。
赤柱大街→赤柱市場→天后廟→美利樓を見学。
【昼食は美利樓で生春巻き&牛肉のせ麺のベトナム料理!】
[午後]ミニバスで銅鑼湾ヘ移動→地下鉄で中環→ピークトラムでビクトリアピーク(霧で何も見えないw)→バスで中環→地下鉄で上環→歩いて骨董街の摩羅上街→文武廟を見学。
[夕方]上環から地下鉄で北角へ移動→春秧街と周りを散策→ホテルへ。
【夕食はホテル地下の沙嗲軒(サティ・イン)で海南鶏飯!】
その後、部屋でだらだら過ごして早めに就寝!(←かなり眠かったw)
3
[午前]地下鉄で黄大仙へ。
[昼]地下鉄で太古→太古城中心を探検(?)→地下鉄で北角へ。
【昼食は恵康(スーパー)と春秧街で買ったお惣菜をホテル部屋で食う!】
[午後]ちょっとお昼寝した後に近くの電気道ビルの市場→宿周辺を散策し、見つけたスーパーマーケットを片っ端から物色(笑)
【夕食はテイクアウト寿司&夜食にワンタン麺!】
[夜]雷雨の中、近くのスーパーで帰国前のお買い物タイム♪
4
[午前]ホテルチェックアウト→砲台山から地下鉄で→中環→地下を歩いて空港鉄道AEL香港駅→空港鉄道AELで[昼]香港国際空港へ。
(当日、香港上空の天候大荒れで運航ダイヤ乱れて出発遅れ…)
[夕方]NH便で[夜]成田空港へ

エアはANAマイルで無料航空券をゲット。宿泊先は城市花園酒店(シティーガーデンホテル)をチョイス。赤柱はテキトーにそっち系統・方面のバスに乗って、「たぶん、この辺でバスを降りればいいんじゃないか?」という感じで行ってきました。

香港は移動の公共交通と食費が圧倒的に安く、今回滞在した4日間で使ったお金は1万円くらい。誰とも会う約束をしていない「ひとり旅」だから、この程度の出費で済んだのだろうけど、前回と同じく「お金、あんまり使っていないよねぇ…」と、うれしくも複雑な心境です。旅先でお金、もうちょっとは落としたかったなぁ。有意義な(?)お金の使い方が私の課題ですねぇ(苦笑)。

<2014年6月13日掲載>